Shimokitazawa Indie Fanclub 2011 » Artists » Live Act

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昆虫キッズ

昆虫キッズ

コンチュウキッズ

Editor's note

ひっそり密やかにブーム急上昇中の昆虫キッズ。高橋翔(Vo/Gt)のもとなつよ(Bass/Vo)佐久間裕太(Drums/Cho)冷牟田敬(Gt/Key/Vo)の4人編成のバンドです。昨今良く目にする編成ですよね。では、そんな彼らに求める事ってなんでしょうか。「女ベース・ボーカル」?「超絶ドラム」?「ロックにピアノ」? 確かに上記のような昨今のニーズを完璧に満たしているのですが「それだけバンド」でないのは一聴瞭然。彼らに求めるのは「昆虫キッズ」という新しいジャンル、そしてこれからのJROCK界の牽引なのです。わざと音程の定まらない空間系へなちょこなボーカルと完璧な演奏。この不安的なバランスこそが彼らの持ち味であり、聞く者、見る者をどこか不安的な気持ちにさせる様は、何だか手のひらに乗せられている感覚さえ思い浮かぶのですがそれが何だかぞくぞくとした嬉しさを感じてしまう。あ、何これ麻薬じゃん。昆虫キッズという麻薬じゃん。と気付いてしまった頃には彼らの放つポップでサイケなロックの虜・間違いありません。昆虫キッズがいるならばこれからのJ-ROCKはきっと楽しくて刺激的でしょう。