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奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

キミョウレイタロウトラベルスイングガクダン

大根!人参!ロックンロール!くよくよしようぜ!シナトラ気取りのフリークスとガラスのハートにワサビを塗りすぎた5名から10数名のキンキー・ミュージシャンズが、春の入学&ファースト・キッス・シーズン、微熱なフォーエバーヤングスに贈る、ソフト問題児×ハード迷子な栄光のオープンチャック・集団ダンス・ミュージック!
南コロンビアのチョコな路地裏から聞こえる薫り高いトランペット&ボーンにニューハンプシャーのファットな高級マンションからこぼれるスリンギーな鍵盤をシェイクした千客万来のビッグ・ダッチ&モブサウンズ!つかめグラミー賞4部門!
100万光年のファンタスティックな夜、あまりある情熱はたぶん太陽のわすれもの!

Editor's note

例えばその歌を聞くと感情をその歌に同調させられてしまうような「歌の力」というものが世の中には存在するのですが、奇妙礼太郎は歌の力を持っている人間の一人です。癖が無いけれども深い声もさることながら、やっている音楽とは裏腹にどこか泥臭いまでの熱さを持ち、表情までもがこちらに音楽を訴えてくれ るのです。あくまでも「日本語」に拘った歌詞を、ホーン隊やピアノ、ドラム、ベースと共に、自身ではギターを弾きながら唄ったり、ギターを置いてマイクを垂直に持 って唄ったりしています。ピアノがいい味を出しているまるで60年代のレコードをかけているような白いシャツに蝶ネクタイ然とした「シナトラ気取りの」スタンダードジャズ的な音楽をポップに消化したり、フォーキーに徹してみたり渾身の力で分かり易い位な 「良い唄」をホーン隊と共に放つ存在感は圧巻の一言。ハーメルンの笛吹き男ばりに奇妙礼太郎は関西の歌うたい男として、一度でも彼のショー(ライブではなくあえてショーと呼ばせて頂きます) を見た人はファンになり彼の後を追いかけて行きたくなってしまうでしょう!  ここまで凄まじい熱量を要する男が今の日本の音楽界にいるでしょうか?